12月20日(火)放送の
「開運!なんでも鑑定団」
(テレビ東京系)で
番組始まって以来の超お宝が
発見されたようです。

一体どのようなものでしょうか?

では気になるので、
早速チェックしてみましょう!

お宝は何?

依頼人の曽祖父が明治時代に
戦国武将・三好長慶の
子孫の屋敷の移築を
請け負った際、
大量の骨董を
買い求めた中に
入っていたもののようです。

第2次世界大戦の時の空襲で
ほとんど焼けてしまったのですが、
郊外の資材置き場に
しまっていたことから
無事だったようです。

その後依頼人が30歳の時に
この茶碗を譲り受けたのですが、
当初は興味が全くなかったので、
押し入れに入れたままだったそうです。

今回のお宝は世界に3点しか
存在しないといわれてきた
焼き物「曜変天目茶碗」です。




 曜変天目茶碗とは?

中国南栄の時代に
作られた茶碗で、
当時の建寧府建安県
(現在の福建省建安水吉窯/建窯)で
焼かれたものだそうです。

世界で3点しかないと言われていた
曜変天目茶碗は
実は4点あると記録に
残されていたようです。

その1つが足利義政所蔵の茶碗で
織田信長に譲られたようです。

当時の最高権力者に所有された
天下一の名碗で信長が愛用して
他の茶道具とともに
持ち歩いていたようです。

しかし、明智光秀が起こした
本能寺の変で
焼失してしまったと
されていたのです。

この4つ目の曜変天目茶碗が
今回鑑定団に登場したのです。

 値段や鑑定団の評価額は

曜変天目茶碗の最高峰と言われる
「稲葉天目」は大正7年
稲葉家から親戚の小野家に
譲られた時の価格が
16万7千円だったようです。

大正7年の16万7千円は
現在の貨幣価値の1万倍くらいとして
計算すると
約16億~20億円くらいになるようです。

ただ、鑑定団の中島誠之助さんは
番組22年の歴史の中でも
最大の発見と大絶賛していたようです。

歴史的価値は相当ありますし、
現在の値段は
想像つかないくらいです。

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過去最高は
マリリン・モンローが身に着けた
イエローダイヤモンドの
1億5,000万円だそうです。

番組プロデューサーの
岡田さんは
「今回はさらにすごい!」
話しているので、
1億5,000万円を大幅に上回り、
過去最高記録となることは
間違いないでしょう。

個人的には
10億円単位の評価額になると
予想してみました。

林恭助とは?

2002年に岐阜県土岐市の
陶芸家林恭助さん
1度黒い茶碗を焼いた上で
2度焼きするという手法を用いて
曜変天目に近い作品を
発表したようです。

ただ、完全再現するのは
やはり難しいようですね。

レプリカは?

名高い陶芸家が
再現に挑んでいますが、
なかなか完全再現に
至っていないようです。

そのためにレプリカも
あまりないようです。

作品自体がきれいすぎるために
似せて作ることも
なかなか難しいようですね。